モンブラン万年筆にかぎらず、インクの補充方法(インクの入れ方)は、主に3種類です。
吸入式 (動画を下においてます)
万年筆の醍醐味の一つは、この吸入式万年筆にインクを入れているときです。
マイスターシュテュック146、149がこのタイプになります。
☆吸入式のモンブラン万年筆へのインクの補充方法(インクの入れ方)
1.尻軸を、左に止まるまで回します
これにより内部のピストンが下(ペン先側)まで下がります。
149や146などの窓のあるタイプは、窓にピストンが下がってくるのが見えますね。
回転が止まったところで、止めましょう。
普通はここで止めますし、さらに回そうとすれば強靭な力が必要ですので、ここから
無理に回す人はいないと思いますが、さらに無理やりまわし続けると壊れますよ。
2.ペン先をインクボトルに浸けます。
この時にペン先全体が完全にインクの中に入るようにしましょう。
そうしないと先に空気が入っていきますので、インクがしっかりと入りきりません。
躊躇せずに、しっかりと浸けましょう。
*ペン先がボトルの底にあたらないように注意。
3.尻軸をゆっくり右に回して、インクを吸入します。
ここは吸入の醍醐味です、焦らずにじっくりと吸入を楽しみましょう。
4.インクをいっぱいまで吸入したら、ペン先をインクの中から出して
尻軸を左に少し回して、インクをインクボトルに2,3滴落とします。
その後、ペン先を上に向けて、尻軸を右に回しきります。
なぜ、これをするかというと、ペン先をインクにどぼっとつけた訳ですから、
ペン先はインクまみれです。これをすることで、ペン先の余分なインクをある程度
ペン内にいれることができます。
それでもまだ、ペン先に余分なインクがある場合は、ティシュなんかで拭き取ります。
5.首軸周りについたインクをティシュなんかで拭き取ります。
キャップの中や、もちろん手を汚さないように、綺麗にしましょう。
6.これで吸入は完了です。
インクは純正品を使うのが、安全です。
Amazonが最安だと思います。
コンバーター式
145がこのタイプです。
もちろん、カートリッジ式としても使用できます。
☆コンバーター式のモンブラン万年筆へのインクの補充方法(インクの入れ方)
1.胴軸を取り外し、コンバーターが見えるようにします。
2.あとは、吸入式と同じ要領です。
カートリッジ式
ボエム、スターウォーカーがこのタイプです。
☆カートリッジ式のモンブラン万年筆へのインクの補充方法(インクの入れ方)
1.胴軸を取り外して、空になったカートリッジを取り外します。
2.新しいカートリッジをまっすぐに差し込みます。
*インクの出が悪い場合は、カートリッジの中央を軽く押して、
インクをペン先まで呼び込んであげましょう。
そのうち、写真入りで解説しますね。
以上が、モンブラン万年筆のインクの補充方法(インクの入れ方)です。